- 永住権の手続きの流れを知りたい
- 必要書類を調べたい
- 行政書士などの専門家を探している
三重県四日市市にお住いの方。
「永住権がほしいけど、取得できるか不安」と感じていませんか。
これからも安定して暮らしたいと考える方にとって、「永住権(永住ビザ)」の取得は大きな目標の一つです。
記事の執筆者
行政書士(永住ビザ申請専門)
累計1,000件以上の相談実績
この記事では、永住ビザの基礎知識から、取得に必要な条件、申請に必要な書類、手続きの流れまでを解説します。
この記事を読めば、四日市市での永住申請について必要な情報が一通りわかります。
永住ビザとは?基礎知識と取得のメリット
永住ビザ(永住権)とは、日本に無期限で住み続けることができる在留資格の一つです。
他のビザと違い、在留期間の更新が不要で、就労や居住にも制限がほとんどありません。
永住ビザを取得することで、転職や起業の自由度が増し、住宅ローンや各種契約でも信用度が高まるなど、社会的なメリットも広がります。

永住ビザの取得条件と不許可の注意点
永住ビザの申請には、いくつかの明確な条件があり、これらを満たさないと許可されない可能性があります。
申請を検討している方は、まず基本的な取得条件をしっかり理解しておくことが大切です。
主な条件は3つあります。
1つ目は「原則として10年以上日本に継続して在留していること」。
ただし、日本人の配偶者や高度人材など一部の方は、この年数が短縮(1~3年)される特例もあります。
2つ目は「安定した収入があること」。目安として、単身者で年収300万円以上が求められます。
3つ目は「素行が善良であること」で、過去の交通違反や法令違反があるとマイナス評価になることがあります。
注意が必要なのは、これらの条件を満たしていても、思わぬ理由で不許可になるケースがあるという点です。
たとえば、納税や健康保険・年金の支払いに遅れがあると、審査に大きく影響します。
また、頻繁な出国履歴がある場合も、生活の安定性を疑われる可能性があります。
さらに、在留資格が3年以下の方や、過去に資格外活動の違反がある方なども不許可の対象になることがあります。
永住ビザは、一度取得すれば将来の生活が安定する大きなメリットがあります。
その分、審査も厳しく、正確な準備が求められます。

≫参考:永住権の申請条件をわかりやすく解説|自分が対象か今すぐチェック!
永住申請に必要な書類【四日市市】
永住ビザを申請するには、複数の書類を正確に準備する必要があります。
必要書類は現在の在留資格や家族構成などによって異なりますが、共通して求められる基本的な書類は次の通りです。
まず、「永住許可申請書」「理由書」などの申請に関する書類があります。
さらに、
- 勤務先が発行する「在籍証明書」
- 納税状況を確認するための「課税証明書」「納税証明書」
- 健康保険や年金の加入状況が分かる「保険証の写し」や「年金記録」
- 日本人と結婚している場合は、「戸籍謄本」や「結婚証明書」
などが必要です。
また、「身元保証書」や「了解書」などに関する書類も重要です。
こうした書類はすべて最新の情報で揃えることが重要です。

≫参考:永住権を申請するならこの書類!初心者でもわかる完全ガイド
永住申請の流れと手続きの方法【完全解説】
永住ビザの申請には、いくつかのステップを踏んで進める必要があります。
ここでは、永住申請の基本的な流れと手続きの方法をわかりやすく解説します。
まず最初に行うのは、自分が永住ビザの申請条件を満たしているかどうかの確認です。
日本での在留年数、安定した収入、納税状況などをしっかりチェックしましょう。
次に、申請に必要な「身元保証人」を見つける必要があります。
これは日本国籍や永住者の方にお願いするのが一般的です。
その後は、各種書類の準備に入ります。
書類の準備が整ったら、住んでいる地域を管轄する出入国在留管理局へ申請を行います。
申請が受理されると、審査期間に入ります。
この期間は一般的に4~8か月程度かかることが多いです。
場合によっては追加書類の提出を求められることもあります。
無事に永住許可が下りた場合は、手数料を支払って新しい在留カードを受け取ります。
これで永住ビザの取得が完了です。
≫参考:【保存版】永住権の申請手続きまとめ|これ1本で流れが全部わかる!
三重県・四日市市の永住権の申請窓口
四日市市で永住権の相談を希望される場合、いくつかの窓口があります。
まず、名古屋出入国在留管理局四日市港出張所が主な窓口です。
所在地:三重県四日市市千歳町5-1 四日市港湾合同庁舎
電話番号:059-352-5695
もう一つは、名古屋出入国在留管理局になります。
所在地:愛知県名古屋市港区正保町5丁目18

専門家に依頼するメリットと行政書士の選び方
永住ビザの申請は、提出書類が多く、審査基準も複雑なため、専門的な知識と経験が必要です。
申請の流れを自分だけで進めるのは難しく、不備があると不許可になるリスクもあります。
そうした不安を減らすためにも、行政書士などの専門家に依頼するのは大きなメリットがあります。
専門家に相談することで、
- 条件の確認
- 必要書類の準備
- 申請書の作成
- 提出
まで一貫してサポートしてもらえるため、手続きがスムーズになります。

安心して任せられる専門家を見つけることが、申請成功の近道です。
よくある質問(Q&A)
永住ビザ(永住権)を申請するにあたって、多くの方が抱える疑問をまとめました。
初めての申請でも安心して準備を進められるよう、よくある質問とその回答をご紹介します。
Q1. 年収が300万円未満でも永住ビザを取得できますか?
A. 基本的には安定した収入が求められ、目安として年収300万円以上が推奨されています。
ただし、扶養家族の人数や生活実態によって判断されるため、必ずしも年収だけで不許可になるとは限りません。
Q2. 日本に10年住んでいないのですが、永住ビザは申請できますか?
A. 原則として「10年以上の継続在留」が必要ですが、特例もあります。
たとえば、日本人配偶者や永住者の配偶者は1年または3年以上の結婚生活が条件となる場合もあります。
また、「高度人材」として認定されている場合も短期間での申請が可能です。
Q3. 不許可になった場合、再申請はできますか?
A. 不許可後でも再申請は可能です。
ただし、原因をしっかり把握し、改善したうえで再度申請することが重要です。
不許可理由によっては、一定期間を空けてから申請する必要があることもあります。
まとめ:迷ったらまず無料相談からはじめよう
永住ビザの申請は、要件の確認や書類の準備、申請手続きなど、ひとつひとつのステップに注意が必要です。
少しのミスや勘違いが、不許可の原因になることもあります。
そのため、初めて申請する方にとっては、手続きをひとりで進めるのは大きな負担になりがちです。
そんなときは、まずは行政書士など専門家の無料相談を活用することをおすすめします。
プロに相談することで、自分の状況で申請が可能かどうかが分かり、必要な準備や注意点もはっきりします。
永住ビザの取得は、今後の生活の安定や選択肢を広げる大きなチャンスです。
迷ったら、まずは無料相談から一歩を踏み出してみましょう。
記事の監修者
行政書士塚田貴士事務所
代表 塚田 貴士
【専門分野】
永住権申請、帰化申請、その他外国人の在留資格。
相談実績1000件以上。
運営サイト:https://eijyuken-help.com/