- 「年収が低いと永住権は取れない?」
- 「どのぐらいの年収が必要なの?」
- 「家族がいる場合の年収は?」
永住申請の相談でよくある質問です。
結論から言うと、収入が原因で永住申請が不許可になるケースはよくあります。
この記事では、実際の不許可事例をもとに、
・なぜ収入が重要なのか
・どれくらいの収入が目安なのか
・どのように改善すればよいのか
を解説します。
この記事を読むことで、永住権の申請にはいくら必要なのかについて理解できます。
永住申請で収入が重視される理由

永住権は、日本に無期限で住み続けることができる資格です。
そのため、審査では、
「この人は今後も日本で安定して生活できるか?」
という点が重要になります。
もし収入が不安定で生活が厳しい状態だと、将来的に生活保護など公的支援に頼る可能性があると判断されてしまいます。
そのため、
・安定した収入があるか
・税金や年金をきちんと納めているか
・生活が安定しているか
が厳しく確認されます。
実際にあった不許可ケース

今回紹介するのは、次のようなケースです。
※本件では、本人の許可を得て掲載しております。
【申請者の状況】
・男性
・会社員(正社員)
・技術・人文知識・国際業務(5年)
・日本在住10年
・在留歴に問題なし
・税金・年金もきちんと納付
・家族構成:妻、1歳の子(3人暮らし)
・年収 約500万円
今回は申請者(夫)のみ永住権の申請。
申請者の素行や在留状況に問題はありませんでした。
つまり、
- 犯罪歴などなく、真面目に生活を送っていた
- 税金・社会保険料の未納もなし
- 交通違反もなし
しかし、申請から約3ヶ月後に不許可通知が届きました。
参考:永住不許可の本当の理由、知っていますか?審査官に確認する正しい方法
本件の不許可理由【年収が基準に達していなかった】
依頼者の状況を説明します。
- 夫:技人国ビザ
- 妻:家族滞在ビザ
- 子:家族滞在ビザ
本件は、直近5年間の収入状況を審査されました。
※高度人材や配偶者ビザの方は1〜3年間の収入状況を審査されます。
なお、妻はアルバイトをしていたので収入はありました。
- 1年目…170万円
- 2年目…350万円
- 3年目…380万円【妻と婚姻】
- 4年目…450万円
- 5年目…500万円【子供誕生】
一般的には、最低300万円ないと永住権は取れないといわれています。
ただし、300万円と明確に定められているわけではありません。
入管の方に最低300万円は必要ですかと聞いても、基準は教えてくれません。
まず300万円が最低ラインで、扶養者が1人追加につき+30万円程度が必要です。
1年目の年収が低かったのは転職したてで給料が低かったからです。
その点に関して、理由書で説明、さらに現会社の推薦状も書いてもらい申請しましたがダメでした。
次回の永住申請で許可を取得する方法
今回は最初の1年目が基準に達していなかったので不許可になりました。
今後1年間で得る収入が基準に達していれば、直近5年の年収要件を満たすことができます。
要件を満たしたら再申請します。
直近5年の収入状況は市役所で発行される「課税証明書」で確認します。
永住申請で不安がある方へ(お問い合わせのご案内)

永住申請は、年収や勤務状況、家族構成などによって判断が大きく変わります。
- 「自分の年収で大丈夫なのか」
- 「申請しても問題ないのか」
と不安なまま申請してしまい、不許可になるケースも少なくありません。
当事務所では、申請前の状況確認から必要書類の準備、申請手続きまでサポートしています。
・今の年収で申請できるか知りたい
・不許可にならないか不安
・自分で申請するのが心配
・一度専門家の意見を聞いてみたい
このようなお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
現在の状況を確認し、最適な申請タイミングや改善ポイントをご案内します。
まずはお気軽にお問い合わせください。



